冬将軍

12月初旬での雪は14年振りとか、遠い記憶ですが私の父が亡くなった日は12月20日でしたが猛烈な冷え込みであくる日の葬儀の日は大雪になり遺体は木炭車のタクシーで運び私たちは電車とバスで八事の火葬場へ行った事を雪から連想してしまいました。
悲しかった事はお友達が一人会葬して下さったのみで、大雪で学校が休校になり連絡が取れず先生は詫びて下さいました。終戦の年でした。戦後の厳しい時代を生き延びてきました。酷暑の夏や極寒の冬を幾たびも乗り越えて、虚弱児だった女の子が今日まで生き抜いてきました。艱難辛苦も今の幸せが忘れさせてくれています。